カフェ・ド・パリ バレンタイン特集

可愛いラッピングと手作りの生チョコで
フレンチ風バレンタインはいかがですか♪

ピラミッド型の『パケ・モンテ』は、フランスのパティスリーに伝わる、伝統のラッピングです。
フランス語で“高さを持たせた包み”を意味するパケ・モンテは、箱がなくても中のケーキを傷つけない、
エコでおしゃれなラッピング方法です。

今回はパケ・モンテのラッピングを、パリ郊外のパティスリーで教えてもらいました。
「何年か前、日本人の留学生の女の子がアルバイトに来て、一度手順を見ただけで、すぐにパケ・モンテを完成させたのよ」と、お店のマダム。
“折り紙”を折る要領で、簡単にできるかもしれません♪

カラフルで美味しそう・・・ショーケースにずらりと並んだケーキの中から、好きなものを2つ選びました。
これをパティスリー用の台紙に乗せて、ラッピングスタート!セロハンテープやシールは不要です!

ラッピングを教えてくれるアマンディーヌさんは、このお店のお嬢さん。約30秒であっという間に完成!手順も実にシンプルでした。

教えてもらったパケ・モンテで、さっそくラッピング!
「ゆるい感覚で、アバウトに作る」のがポイントです。

【材料】 包装紙(薄手の柔らかいもの)、リボン(布製ではない硬いもの)
  • 包装紙の中央にスイーツを置く。

  • 包装紙の上辺と下辺を持ち上げ、中央をつまむ。

  • 下を内側にたたむ。

  • 上辺を内側に折る。

  • 折った上辺を内側にたたむ。

  • テーブルの端まで滑らせて、折ったあまりの部分を底に折り込む。

  • 左右をひっくり返す。

  • 3と同じように、下を内側にたたむ。

  • 4と同じように、上辺を内側に折る。

  • 5と同じように、折った上辺を内側にたたむ。

  • 6と同じように、テーブルの端まで滑らせて、あまりの部分を底に折り込む。

  • つまんだトップの部分をリボンでしばる。

  • 折り目を押さえて、リボンをぐるりと一周させる。

  • もう一度トップでリボンをしばり、さらに手持ちの輪を作って完成。

パティスリーの包装紙は薄手の柔らかいものでした。厚手の包装紙でラッピングすると、多少しわなどができやすい場合もあります。お気に入りの包装紙を見つけてぜひ挑戦してみてください。

簡単で、おしゃれなパケ・モンテ。コツは、きちっとピラミッド型にしようと、無理をしないことです。「あまり几帳面にならないことが成功のポイント」 ですから、折り目やシワなど、細かいことも気にせず済みます。
包装紙とリボンの色を変えれば、アレンジは無限に広がります。中に包むものや贈るシーンに合わせて、バレンタインに自分だけのパケ・モンテを作っ てはいかがですか?

取材・記事 Keiko Sumino-Leblanc/写真 篠あゆみ
取材協力店:Les Cinq Las 4 Place Eglise, 78110 Le Vésinet, France  電話:01 39 76 00 62

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